外国を知って日本を知る

ごきげんよう。
こんにちは。

心理カウンセラーの萩原あみです。
調子はどうですか?

 

 

外国を知って日本を知る

 

 

外国に行きたい気持ちは昔からあります。

外国で生活できたらいいなと思いますし、
年に数回海外旅行に行きたいと思っています。

今のところ、思っているだけで実行していません。

 

外国に住んだことがある人を羨ましく思いますし、
外国に住んだときの話を聞くのも好きです。

 

人から外国に住んだときの話を聞いたときに
必ず感じるのが「不便さ」です。

「日本って便利なんだな」と改めて感じます。

 

日本で生活していると、
この便利さが「当たり前」になって、
ちょっとしたことでも
怒ったりイライラしてしまいがちです。

例を挙げると、
何かあって電車が送れると
思い通りにならないとイライラしたり、
怒り出す人が多い気がします。

世界の視点からしてみたら、
電車が時間通りに来ること自体が
素晴らしいことです。

電車が数分遅れたとしても、
きちんと遅れることや理由を
アナウンスしてくれます。

 

私が外国に住んでいたとき、
しょっちゅう電車のストライキをしていました。

昔日本でもたまに電車のストライキをしていましたが、
大抵解除され、いつも通り電車は動いていました。

私が住んでいた国の場合、
本当にストライキが実行され、
電車が動きませんでした。

 

最近フランスに住んでいた人の話を聞いたのですが、
フランスでは荷物の再配達をしてくれないそうです。

もし家にいなかったときに荷物が届いたら、
営業所まで荷物を取りに行かないといけないそうです。

営業所が遠い場所にあって取りに行くのが面倒なので、
荷物が届く時間に家にいるようにするのですが、
その時間に荷物が来なかったりするそうです。

また、家にいても部屋まで届けてくれず、
ポストに再配達票が入っていたこともあるそうです。

 

これもまた、日本は恵まれているなぁと思いました。

日本は配達日時を事前にネットで変更できますし、
もし留守のときに荷物が来たとしても、
電話やネットで日時指定したら再配達してもらえます。
宅配ボックスがあれば、いつ荷物が届いても大丈夫です。

ある宅急便が時間通りに来なくて困っていたのですが、
フランスの配達事情を知ったら、時間通りに来なくたって
どうってことないと思えます。

 

外国を知ると、日本を知ることができます。

ずっと日本にいると気づかないことに気づかせてくれます。

 

これは人間にも言えることではないでしょうか。

他人を知って、自己を知る。

他人と違うところを見つけると、
「ああ、自分ってこういう人間なんだな」
と、気づかせてくれます。

 

だから人と付き合うことは大事です。

より自分を知るためには、
身近な人間関係だけでなく、
いろんなタイプの人を知るために、
いろいろな場所に顔を出し、
たくさんの人と関わる必要があります。

 

ごきげんよう。
ではまた。

萩原あみ

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話を聞いていない人が多いと思った20分間

ごきげんよう。

こんにちは。

心理カウンセラーの萩原あみです。
調子はどうですか?

 

 

話を聞いていない人が多いと思った20分間

 

 

「人は話を聞いていないなぁ」と、つくづく思います。

自分が発した言葉なんて大して聞いてないし、
覚えてもいないんだろうなと思いながら生きています。

 

ある日、牛丼屋さんに行きました。

お店は混んでいましたが、さすが牛丼屋、
お客の回転率はとても良いです。

どんどんお客さんが入ってきて、
どんどんお客さんが帰っていきます。

私はこの牛丼屋さんに入ってのは久しぶりでした。

 

ある人のお会計の時、店員さんは
「Tカードはお持ちですか?」
と聞いていました。

お客さんは
「あ、持っていません」
と答えました。

私は
「あっ、このお店Tカードが使えるんだ」
と思いました。

 

すぐまた別のお客さんの会計の時、
店員さんは
「Tカードはお持ちですか?」
と聞いていました。

お客さんは
「あ、持っていません」
と答えました。

そのやり取りを何回か聞いているうちに、
私は気づいてしまったのです。

 

店員さんはお会計の度に
「Tカードはお持ちですか?」
と必ず聞いてきます。

お客さんはそれを初めて聞いた体で
「あ、持っていません」
と答えます。

演技ではないと思います。

お客さんにとっては本当に
初めて聞いた言葉なのでしょう。

こんなに何度も店員さんは
同じ言葉を発しているにも関わらず、
牛丼を待っていたり食べている時には
全く耳に入ってこないのでしょう。

自分に関係ないと思ったら、
聞こえる言葉も音や雑音に変わるのでしょう。

きっとお客さんたちはこの牛丼屋さんに
何度も足を運んでいると思いますが、
毎回店員さんに同じ言葉を言われても、
初めて聞くようなリアクションをとるのでしょう。

お客さんは私以外全員男性だったと思います。
男性はなおさらその傾向が強いのだと思います。

唯一、あるお客さんだけは
店員さんに言われる前に
Tカードを提示していました。

話を聞いていない人が多いと思った20分間で
もう1つ思ったのが、
「案外Tカードを持っている人が少ない!」
ということでした。

 

「何度言っても分かってくれない!」
と、悲しんだり怒ったりする人がいますが、
きっと相手は話を聞いていないのでしょう。

たとえ、その時は聞いていたとしても、
すぐ忘れてしまうのでしょう。

それは誰のせいでもないのです。

人は話を聞かないということを
認識しておいたら、
自分の話を100%聞くべきだという
思いを手放せたら、
気持ちは随分楽になります。

人の記憶力は当てになりません。

人を変えることはできません。
変えさせようとするからしんどくなるのです。

 

たとえ相手が私の話を聞いていなくても、
この瞬間、相手と楽しく過ごせるのであれば、
それでいいじゃないかと思います。

話を聞かなくても人間関係は成り立ちます。

 

今日の内容の動画はコチラ↓

ごきげんよう。
ではまた。

萩原あみ

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