仕事を辞めたいと思っている新卒社員さんへ、新卒で入った会社を1年以内で辞めた体験談でも心が動かなければ仕事を辞めて良し!

1.仕事を辞めたいと思っている新卒社員さんへのメッセージ

学生時代の初めての就職活動は、

いろいろなご苦労なことがあったことでしょう。

やっと内定をもらった会社に、新卒社員として入社したけれども、

「あれ?こんなはずじゃなかった」

「自分が思い描いていたのと違う!」

「仕事が面白くない」

「仕事を辞めたい」

など、いろいろな葛藤があるのではないでしょうか。

 

会社のことは何も分からないまま、就活したわけですから、

思っていたのと違う、話を聴いていたのと違うことが

入社してからたくさん経験してきましたよね。

 

実は私も、あなたと同じように新卒社員の1年目で

たくさんの葛藤と混乱がありました。

私の場合は、新卒で入った会社を1年以内で辞めました。

 

今回私の体験談をあなたにお伝えすることで、

共感するところもあるでしょうし、

自分とは違う、理解できない部分もあると思います。

 

あなたは仕事を辞めたいけれども、

新卒だから仕事を辞めたらどうなってしまうのだろうと不安で、

仕事を辞めるか続かるか、迷っている状態であると仮定します。

 

仕事を辞めたいけれども迷っている状態のあなたが、

私の体験談を呼んで、「それでも仕事を辞めたい」と思うのであれば、

その揺るぎない心を持っているので、新卒で仕事を辞めて良しと判断します。

もし、私の体験談を読んで仕事を辞めることに躊躇するのであれば、

新卒で仕事を辞めることに待ったをかけたいと思います。

 

新卒の会社しか経験しておらず、他の会社を知らないからこそ

新卒で仕事を辞めたいと思って退職すると、

実際どんなことが起こるのかわからないことだらけですよね。

 

だからこそ、新卒で仕事を辞めたいと思い、1年以内に退職し、

その後転職を20回繰り返した経験を持つ私の体験談をお伝えすることで、

少しでもあなたの迷いが吹っ切ることができたら幸いです。

 

体験談の後に、あなたが新卒で入った仕事を辞めた方がいいかどうかの

3つのポイントをお伝えしています。

もし3つのポイントの方が気になるということであれば、

contentsの「3.これだったら仕事を辞めたいと思う新卒で入った会社を辞めてもいい3つのポイント」

をクリックしていただければそのまま3つのポイントまで飛びます。

 

それでは、仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職した私の体験談を

お読みください。

 

2.仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職した私の体験談

1)新卒の仕事選び

私は学校を卒業したら、会社員になって事務の仕事をするのが

当たり前だと思っていました。

なぜなら、私は何の才能もなく、事務の仕事しかできないと

思っていたからです。

才能が全くないと思っていたので、仕事内容は「一般事務」で探しました。

事務の仕事しかできないのだから、どこの業界に行っても

一般事務の仕事内容はほとんど同じと思っていました。

どこの会社に行っても同じなのだから、特に行きたい業界はありませんでした。

学生時代の私は、どんな仕事内容なのかさっぱりわかっていなかったのですが、

「商社」に憧れがありました。

会社に資料請求をするとき、会社を選ぶ目安は四季報を見て

「給料が高い」

「ボーナスの倍率が高い」

「有給休暇が10日以上」

「土日祝休みの完全週休2日制」

のところを選びました。

そうなると、商社、金融会社がほとんどでした。

金融には興味がなかったのですが、

給料が他のどの業界と比べても高かったので選びました。

結局、商社からは1件も資料が届きませんでした。

その時の私は、資料を請求したらもらえるのが当然と思っていましたが、

大手企業は有名大学にしか資料を送らないということを

そのとき初めて知りました。

 

面接を10社はいかないくらい受けた頃に2社内定をもらったので、

中堅証券会社に行くことを決めました。

その証券会社で働きたいと思ったわけではありません。

面接でどんな質問をされて何て答えたかも全く覚えていません。

人事担当の人の目が泳いでいて嫌だなと思いました。

それでもさっさと来年の4月の行き先を決めたかったのと、

もう説明会とか履歴書を書くとか面接とか面倒でやりたくないと思い、

新卒で働く会社を7月で決めました。

学校を卒業する前にインターンというものはなく、

10月に内定式があったくらいです。

おかげさまで、4月の入社式まで会社に行く用事はほとんどなく、

のんびり快適に過ごせました。

私はきっと、早くこの状態になりたかったのだと思います。

4月以降の時間の方がよっぽど長いのに、

卒業する3月までの時間の方を優先してしまったのです。

 

2)新卒で入った会社の研修、そして配属

入社する1年前からがっかりしていたことがあります。

それは、4月1日が入社日で、その日は月曜日だったからです。

「入社して5日も連続して仕事にいかなければいけない・・・」

新卒で仕事をするまえから、仕事をすることに対して嫌々感がありました。

 

入社してからの1週間は研修所での研修でした。

本社は大阪だったので、大阪にある研修所に行きました。

 

研修期間中は、挨拶の仕方、名刺の渡し方、電話の取り方などの

ビジネスマナーを中心にやりました。

金融会社なので、毎日必ず札勘の練習をしました。

お札を数えるとき、縦にして数えるのと扇形にして数える方法があるのですが、

私は最後まできれいにお札を扇状にすることができませんでした。

札勘はうまくできませんでしたが、同期との人間関係や研修は

特に問題なく過ごすことができました。

 

研修最終日の金曜日に、配属先が発表されました。

東京の支店で働きたいと思っていたのですが、

家の最寄りの駅から3駅の近場の支店に配属されました。

女性だから、家から近い場所に配属されるだろうなとは思っていたので

がっかりしましたが、仕方ないとも思いました。

女性はほとんどカウンター業務に配属になるのですが、

私は営業総務というバックヤードに配属されました。

「えっ?」と驚いたのですが、入社前に性格テストをした覚えがあり、

私に対面でお客様に銘柄を勧めるスキルはないと判断されたのでしょう。

それ、当たっています。

カウンター業務は嫌だなと思っていたので、ホッとしました。

カウンター業務だと、お客様からお札を受け取った場合、

お客様の目の前でお札を扇形にして札勘しなければいけません。

本当にカウンター業務にならなくて良かったです。

 

同じ支店に配属されたのは、私を含めて男性2名、女性2名でした。

研修期間中その3人とは面識がなかったので、

どんな人たちなのかドキドキです。

5日間の研修が終わり、翌週の月曜日から支店でのお仕事がスタートします。

 

3)実際仕事を始めてみて

支店の営業総務課に配属され、営業総務は私を入れて4人でした。

私は5期上の女性社員の隣に座り、その人から仕事を教わりました。

金融会社だったので朝が早く、8時10分からでした。

制服だったので、早めに来て着替える必要があります。

朝は支店長と営業課と営業総務課の人全員にコーヒーをいれて、

15時は緑茶を同じく入れて配っていました。

コーヒーは人によってブラック、ミルクのみ、砂糖の量など好みが違い、

会社では全員マイマグカップを使っていたので、

それらを全部覚えて入れてました。

新卒1年目の私がしていた仕事は、

伝票を書く、

銀行に行く、

備品や日用品の在庫管理、

現金出納など、

つまり単調な仕事ばかりでした。

 

4)仕事をやめたいと思った理由

仕事が単調でつまらなかったのと、

住宅街にある支店だったのでそんなにお客さんが来なくて

暇を持て余していたのが大きかったです。

あまりにも暇で、やることがなくて、

会議室に行って椅子を3脚並べて昼寝したことが何度かあります。

それが支店長に見つかっても、平然としていました。

「仕事がないのだからしょうがない」と思っていました。

仕事をするために社会人になったのに、なにもしないまま時間ばかりが過ぎて、

一体私は何をやっているのだろうと思っていました。

 

カウンター業務に同期の女性がいたのですが、

その同期とは仲がいいわけでも悪いわけでもない関係でした。

カウンター業務にちょっと気が強い3期上の女性社員がいました。

私は業務が違っていたので、そこまでその人との人間関係に

そこまで悩んでいなかったのですが、同期は同じ業務なので

かなりその先輩女性社員からキツイことを言われ、悩んでいました。

そしてついに、同期は体調を崩し、10月で仕事を辞めました。

唯一の同じ支店の女性の同期がいなくなったのはショックでした。

先に同期が新卒1年未満で仕事を辞めたのを身近で見ていたので、

「あ、仕事を辞めるのって案外簡単なのかもしれない」と、

私の中で仕事を辞めることに対するハードルが下がりました。

会社は学校と違って、卒業がありません。

定年退職まで40年あり、気が遠くなるほど先の話です。

40年間同じ会社で勤めなくてはいけないと考えるのは、

私にとってかなりプレッシャーでした。

それが同期の退職をきっかけに、

「40年間働かなくてはいけない」から、

「学校みたいに短期間ではないのだから、

40年間の間で好きな時に辞めてもいい」

という考えにスイッチが切り替わりました。

 

5)仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職しました

私はもっと仕事がしたいと思っていたので、

新卒の仕事を辞めてもすぐ別の会社で働くつもりでした。

なので、転職活動をして採用されたら退職しようと思っていました。

 

ただ、私は就活に関しては対してやってこなかったので素人同然です。

自分で探すよりも探してもらおうと思いました。

私はなぜか商社に憧れがあったので、商社のグループ会社である

転職エージェントに登録しました。

その商社のグループ会社を2社面接しました。

両方採用になり、転職エージェントの担当者さんとどちらがいいか相談して、

担当者さんから「こちらの経理の仕事の方が、いろいろ仕事がありそう」

というアドバイスをいただいたので、それに従いました。

入社日は退職日が決まってからご相談ということになりました。

 

2月のあたまに営業総務課長の席に行き、退職届を渡しました。

後で営業総務課長に会議室に呼ばれて、退職理由を聞かれました。

それに対して「もっと仕事がしたい」という旨を伝えました。

後日、今度は支店長に会議室に呼ばれて、退職理由を聞かれました。

支店長にも同じように答えました。

 

数日後、支店長に呼ばれ、「退職日は2月10日付に決まりました」

と言われ、あまりにも急だったのでびっくりしました。

私としては、早くて2月末日、遅くても3月末の退職だと予想していたのです。

この時「来年度から新入社員が入ってくるし、大して役に立たない新卒は

いつまでも居てもらってもお金の無駄だから、さっさと辞めてもらおう」

という判断なのだと思いました。

自分は必要とされていなかったのだとショックでした。

 

慌てて私は転職エージェントに電話して、

退職日が2月10日になったと告げました。

それで転職先の入社日は2月13日に決まりました。

 

これが私の仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職した話です。

 

6)実際仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職してみて思ったこと、後悔したこと、振り返り

新卒1年目にして仕事を辞めたいと思い、退職しましたが、

実際退職してみて分かったことなどをシェアしたいと思います。

 

新卒の仕事を辞めたこと自体は全く後悔していませんが、

今思うと、もう少し働いても良かったのではと思います。

というのは、新卒で入った会社が一番福利厚生が充実していて、

きっとお給料も順調に上がっていたと思います。

新卒の時は、これを全く理解していませんでした。

 

人間関係は悪くなかったですし、隣に座っていた女性の先輩社員は

とても優しくて、私が面倒くさそうにコーヒーを入れていたので、

途中からその先輩社員がお茶とコーヒーをいれていました。

平気で昼寝をしていましたし、とても図々しくて仕事をなめている

新卒社員でした。

 

新卒で仕事を辞めた会社に限らず、仕事を辞めた後は

「もう少し働けたのではないか」と思うのですが、

その時の私は私なりに葛藤しているのです。

 

んー、やはり毎日時間を持て余して、仕事が単調で、

金融商品に興味を持てなかった私には、

そのまま働くのは厳しかったのかもしれません。

転職先の会社では経理の仕事を覚えましたし、

新卒の会社で仕事を辞めたいと思う原因は、

全て解消されました。

 

あー、やはり私の場合は、時間を無駄に持て余していると思っていたので

それでしたら早くもっと仕事ができる環境に移ったほうがいいと思うので、

新卒で入った会社を1年以内で退職して良かったのだと思います。

 

あらためて振り返ってみると、後悔しようと思えばあるのでしょうが、

あの頃の自分には精一杯の選択だったと思うので

「もっと新卒の会社の仕事をしたかった」とは思わないので、

私は新卒の会社を1年以内で仕事を辞めて良かったと思っています。

 

3.これだったら仕事を辞めたいと思う新卒で入った会社を辞めてもいい3つのポイント

私の体験談を読んで、それでも仕事を辞めたいと思いましたか?

もしあなたの会社を辞めたい気持ちに変わりがないのならば、

引き続き読み進めてください。

 

これから仕事を辞めたいと思い、これだけの準備や覚悟があるのなら

新卒で入った会社を辞めてもいいポイントをお伝えします。

 

1)新卒で入った会社にあなたは十分守られていることを理解していますか?

初めて社会人として働いて、会社員というものがわかっていないことが

多々あると思います。

それは、初めてのことですから当然のことです。

新卒で入った会社はあなたをどれほど守っているのかお伝えします。

ⅰ会社はあなたの社会保険料、年金などを負担してくれている

初めてお給料をもらった時、「えっ!これだけ?言われた金額と違う」

と思いませんでしたか?

新入社員のほとんどは、社会保険料など天引きされるものの存在を

知らないかと思います。

あなたの給料から社会保険料と所得税が引かれていると思います。

惹かれた後の金額が、あなたが受け取る給料、いわゆる手取りです。

社会保険料とはどんなものがあるのか、簡単に説明します。

厚生年金・・・あなたが将来年金を受け取るために、年金は20歳から加入して毎月支払います。厚生年金は国民年金を上乗せしたものなので、国民年金のみ支払っている人よりも多く年金がもらえます。厚生年金は半分会社が負担しているので、あなたが給料から引かれている厚生年金は半額なのです。

健康保険・・・会社から保険証をもらったかと思いますが、医療機関で受診するときに、この保険証があれば医療費は3割の支払いで済みます。こちらもあなたの健康保険料を会社が半分負担しているので、あなたが給料から引かれている健康保険料は半額です。会社が健康保険組合に入っているので、年に1回健康診断が受けられます。

雇用保険・・・あなたが失業した時のためにかけている保険料です。こちらも会社は半分以上あなたの雇用保険を負担しています。

労災保険・・・通勤経路や仕事中にあなたがケガや事故に遭った場合に支払われる保険です。こちらは全額会社があなたの労災保険を支払っています。

他に、通勤経路や仕事中以外の疾病で、3日以上連続で会社をお休みしたら、4日目以降から傷病手当金がもらえます。こちらは給料の6~7割くらいです。

 

あなたの支払わなくてはならない保険料を、会社は半額もしくはそれ以上負担しています。

会社はあなたに給料だけではなく、将来の年金のため、医療機関にかかるため、失業した時のため、病気やケガをしたときのために毎月保険料を支払っています。

あなたにこれだけのお金をかけているということです。

新卒の場合、社会保険料だけではなく、研修費とか、仕事を覚えてもらうためにもろもろの経費がかかります。

あなたにかけたお金は、あなたが仕事に慣れてきて、会社に利益を及ぼすようになり、会社がお金を回収できるのは3年くらいと言われています。

だからきっと「新卒で入った会社は丸3年は働かないといけない」と言われているのだと思います。

どんなに仕事を辞めたいと思っていても、会社はあなたにこれだけのものを与えているわけですから、感謝の気持ちを持つべきなのです。

ⅱ手当金がある

基本給のほかに手当金がついている会社もあります。住宅手当、家賃補助、食事補助などがついていると、一人暮らしの人は家賃や食費の負担が軽くなります。

ちなみに、ボーナスで例えば「給料の〇ヶ月分」となっていたら、これは「基本給×〇ヶ月」がボーナスとなりますので、手当金はボーナスの対象にはなりません。

ⅲ有休休暇や特別休暇がある

病気などで会社をお休みする場合、出勤日数の8割以上出勤していれば有給休暇が使えます。これは会社をお休みすると、給料が引かれる欠勤扱いではなく、有給休暇の申請が通ったら、お休みしても給料が支払われます。

公休のお休みや会社で決められたお休み以外でも、有休の申請が通ったら、あなたが休みたい日にお休みできるのです。

ⅳ通勤費が支給される

家から会社までの経路の通勤費を会社が払ってくれます。会社によっては1ヶ月分の定期代、3ヶ月分の定期代、6か月分の定期代など、支給する期間が違いますが、定期券を持っていると、通勤以外で電車を使うときに定期が使えると、交通費が抑えられます。

Ⅴその他福利厚生

会社によってさまざまな福利厚生があります。社員割引とか保養所の利用など、この会社の社員だから利用できたり割引や優待があるのです。

 

いかがですか?

新卒のあなたはこれだけ会社に守られているのです。

特に新卒の会社が一番手当金や福利厚生が手厚い場合が多いです。

実際私は、新卒で入った会社は食事手当がつき、保養所もあって、ボーナスも多く、今まで経験した会社の中で一番条件が良かったです。

仕事を辞めたいと退職し、転職先はあなたが新卒で入った会社よりも給料面や福利厚生など、条件が悪くなる可能性の方が高いです。

 

2)仕事を辞めたいと思って新卒で入った会社を辞めた後はどうするのか具体的に考えていますか?

あなたが仕事を辞めたいと思った理由を考えてみてください。

思いつく理由を全て紙に書き出してください。

仕事内容

人間関係

就労条件

給料

環境

勤務時間

通勤時間

書き出す場合は、

「通勤に2時間かかり、駅からバスでバスの本数が少ないため待つことが多く、

たまにバスが来なくて30分歩くこともあるため帰りが遅くなる」

のように具体的に状況を書いてみてください。

 

次に、書き出したものを見て、

・仕事を辞めない限り一生続くものなのか?

・改善策はあるのか?

と、一生変わらないものか、時間が経てば変化があるものかに分け、

今の時点で上司に相談するなど改善策を考えてみてください。

 

私の経験上、仕事内容と人間関係は変わります。

「嫌な人がいても、3年仕事を続けていればその人はいなくなる」

と言われ、確かに3年以上同じ嫌な人と仕事をしたことはありません。

仕事も慣れてきたらどんどん仕事を任せられるようになり、

仕事内容も長く働けば働くほど変わっていきます。

いわゆる雑用など、つまらないと感じる仕事はしなくなるでしょう。

新卒で仕事経験がないから、雑用の仕事が回ってくるのです。

 

ここまで考えて、

「これは仕事を辞めない限り変わらない」

「今の仕事よりもっとやりたい仕事があるからその仕事をしたい」

と思うのであれば、仕事を辞める準備を始めていいと思います。

もし転職したいと考えているのであれば、

・今の新卒の会社で辞めたい理由に該当しない会社

・やりたい仕事ができる会社

の求人を探して、就活を始めて採用が決まってから

新卒の会社に仕事を辞めたいとお伝えした方がいいです。

 

「早く仕事を辞めたい!」と感情的になって新卒の仕事を辞めてから

就活を始めるのはお勧めしません。

焦りや不安を感じている中就活をしても、

また新卒の会社の時の繰り返しになるかもしれませんし、

労働条件が新卒の時よりも悪くなる可能性が高くなります。

 

3)新卒で仕事を辞めた後、この先具体的に考えてなくても、この2つの理由であればすぐに仕事を辞めて良し!

 

長時間勤務が仕事を辞めたい理由であれば、あなたが仕事に慣れたら

勤務時間は短縮できるのか、それともその仕事をしている限り

ずっと長時間勤務なのかで変わってきます。

 

人間関係の中でも酷いパワハラやセクハラを受けている場合は

それを相談できる人がいるかどうか、相談してきちんと対処してもらえるのか、

被害を受けているあなたを守ってくれるのかどうかで変わってきます。

 

あなたが仕事を辞めたいと思う理由で

・長時間勤務、サービス残業などいわゆるブラック企業ど言われる仕事内容

・酷いパワハラやセクハラなどを受けていて相談も対処もしてくれない環境

であれば、新卒で入社間もなくても、

あなたの身体と精神と将来の方が大事ですから、

新卒で入った会社を一刻も早く辞めた方がいいです。

 

4.まとめ

1)仕事を辞めたいと思っている新卒社員さんへのメッセージ

あなたが新卒で入った仕事を辞めたいと思っているけれども、

本当に今すぐ仕事を辞めていいのか、それとも仕事を辞めなくいほうがいいのか

すごく迷っているのだと思います。

今回、新卒で入った会社を1年以内で辞めた経験を持つ私の体験談と

新卒で入った会社を辞めてもいい3つのポイントをお伝えしますので、

少しでもあなたの迷いが吹っ切ることができたら幸いです。

 

2)仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職した私の体験談

ⅰ新卒の仕事選び

私は事務の仕事しかできないと思い込み、業界や仕事内容を

たいして調べないまま、「条件」だけを見て就活していました。

2社内定をもらったタイミングで就活が面倒になり、

早く就活を終わらせたくて、何も考えないまま内定をもらった

中堅証券会社に行くことを決めました。

ⅱ新卒で入った会社の研修、そして配属

入社してからの1週間は大阪の研修所で研修を受け、

そこでは主にビジネスマナーやお札を数える練習を中心にやりました。

研修最終日の金曜日に、配属先が発表されました。

家から近い支店に配属され、女性はほとんどカウンター業務に

配属になるのですが、私は営業総務というバックヤードに配属されました。

ⅲ実際仕事を始めてみて

新卒1年目の私がしていた仕事は、社内の人に9時にコーヒー15時にお茶を配る、

伝票を書く、銀行に行く、備品や日用品の在庫管理、現金出納など

単調な仕事ばかりでした。

ⅳ仕事をやめたいと思った理由

仕事が単調でつまらなかったのと、お客さんの来店が少ないため仕事がなくて

暇を持て余していました。

仕事をするために社会人になったのに、なにもしないまま時間ばかりが過ぎて、

一体私は何をやっているのだろうと思っていました。

カウンター業務の同期の女性が同期は体調を崩し、10月で仕事を辞めました。

唯一の同じ支店の女性の同期がいなくなったのはショックでした。

それと同時に、「仕事を辞めるのって案外簡単なのかもしれない」と、

同期の退職をきっかけに、私の中で仕事を辞めることに対するハードルが

下がりました。

Ⅴ仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職しました

私はもっと仕事がしたいと思っていたので、転職活動をして

次の会社が決まってから新卒の会社を退職しようと思っていました。

就活がよく分からないので、自分で転職先を探すよりも探してもらおうと思い、

転職エージェントに登録しました。

転職エージェントの担当者さんに言われるがまま、転職先を決めました。

 

2月のあたまに営業総務課長に退職届を渡し、受理されたら

退職日は2月10日付と支店長に言われました。

あまりにも急だったので、自分は必要とされていなかったのだと

ショックを受けました。

Ⅵ実際仕事を辞めたいと思い、新卒1年以内で退職してみて思ったこと、後悔したこと、振り返り

新卒で入った会社が一番福利厚生が充実していて、

きっとお給料も順調に上がっていたと思います。

新卒の時は、これを全く理解していませんでした。

新卒の会社を辞めた後は「もう少し働けたのではないか」と思いましたが、

その時の私は私なりに葛藤していたと思い直しました。

やはり私の場合は、時間を無駄に持て余していると思っていたので

それでしたら早くもっと仕事ができる環境に移ったほうがいいので、

新卒で入った会社を1年以内で退職して良かったのだと思います。

 

3.これだったら新卒で入った会社を辞めてもいい3つのポイント

ⅰ新卒で入った会社にあなたは十分守られていることを理解していますか?

ⅰ会社はあなたの社会保険料、年金などを負担してくれている

厚生年金、健康保険、雇用保険など、あなたの支払わなくてはならない保険料を、会社は半額もしくはそれ以上負担しています。

労災保険に関しては全額会社があなたの労災保険を支払っています。

通勤経路や仕事中以外の疾病で、3日以上連続で会社をお休みしたら、4日目以降から傷病手当金がもらえます。こちらは給料の6~7割くらいです。

会社はあなたに給料だけではなく、将来の年金のため、医療機関にかかるため、失業した時のため、病気やケガをしたときのために毎月保険料を支払っています。

あなたにこれだけのお金をかけているということです。

新卒の場合、社会保険料だけではなく、研修費とか、仕事を覚えてもらうためにもろもろの経費がかかります。

あなたにかけたお金は、あなたが仕事に慣れてきて、会社に利益を及ぼすようになり、会社がお金を回収できるのは3年くらいと言われています。

どんなに仕事を辞めたいと思っていても、会社はあなたにこれだけのものを与えているわけです。

2手当金がある

基本給のほかに手当金がついている会社もあります。住宅手当、家賃補助、食事補助などがついていると、一人暮らしの人は家賃や食費の負担が軽くなります。

3有休休暇や特別休暇がある

病気などで会社をお休みする場合、出勤日数の8割以上出勤していれば有給休暇が使えます。これは会社をお休みすると、給料が引かれる欠勤扱いではなく、有給休暇の申請が通ったら、お休みしても給料が支払われます。

4通勤費が支給される

家から会社までの経路の通勤費を会社が払ってくれます。定期券を持っていると、通勤以外で電車を使うときに定期が使えると、交通費が抑えられます。

5その他福利厚生

会社によってさまざまな福利厚生があります。社員割引とか保養所の利用など、この会社の社員だから利用できたり割引や優待があるのです。

 

新卒のあなたはこれだけ会社に守られています。

特に新卒の会社が一番手当金や福利厚生が手厚い場合が多いです。

仕事を辞めたいと退職し、転職先はあなたが新卒で入った会社よりも給料面や福利厚生など、条件が悪くなる可能性の方が高いです。

 

ⅱ仕事を辞めたいと思って新卒で入った会社を辞めた後はどうするのか具体的に考えていますか?

あなたが仕事を辞めたいと思った理由を考えて、思いつく理由を全て紙に

書き出してください。

できるだけ具体的に状況まで書いてみたほうがいいです。

次に、書き出したものを見て、

・仕事を辞めない限り一生続くものなのか?

・改善策はあるのか?

と、一生変わらないものか、時間が経てば変化があるものかに分け、

今の時点で上司に相談するなど改善策を考えてみてください。

 

私の経験上、仕事内容と人間関係は一生変わらないということはありません。

3年以上同じ嫌な人と仕事をしたことはありませんし、

慣れてきたらどんどん仕事を任せられるようになり、

仕事内容も長く働けば働くほど変わっていきます。

 

「これは仕事を辞めない限り変わらない」

「今の仕事よりもっとやりたい仕事があるからその仕事をしたい」

と思うのであれば、仕事を辞める準備を始めていいと思います。

転職活動は、

・今の新卒の会社で辞めたい理由に該当しない会社

・やりたい仕事ができる会社

の求人を探して、採用が決まってから新卒の会社に仕事を辞めたいと

お伝えした方がいいです。

 

ⅲ新卒で仕事を辞めた後、この先具体的に考えてなくても、この2つの理由であればすぐに仕事を辞めて良し!

あなたが仕事を辞めたいと思う理由で

・長時間勤務、サービス残業などいわゆるブラック企業ど言われる仕事内容
・酷いパワハラやセクハラなどを受けていて相談も対処もしてくれない環境

であれば、新卒で入社間もなくても、

あなたの身体と精神と将来の方が大事ですから、

新卒で入った会社を一刻も早く辞めた方がいいです。

 

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仕事をやめたい!でも言えない!この3つを押さえておけば、あなたはすんなり「仕事をやめたい」と言えるようになります!

仕事がつまらない

仕事に行くのがゆううつ

このままずっとこの仕事を続けるのだろうか?

ずっと仕事ばかりしている

もう、仕事をやめたい、やめたい!、やめたいっ!!

でも、言えない、言えない!、言えないっ!!

 

仕事をやめたいけれども

仕事をやめたいと言えない自分がいる。

仕事をやめたい気持ちは固まっているのに

仕事をやめるために必要な段階である

退職したいと旨が言えない。

 

そんなジレンマを抱えているあなたに

転職を20回以上繰り返してきて

退職した経験は人よりかなり多い私が、

仕事をやめたいけれども「仕事をやめたい」と言えないあなたに、

すんなり「仕事をやめたい」と言える3つのポイントをお伝えします。

 

これであなたは「会社をやめます」と言えるようになります!

 

1.仕事をやめたい理由を整理する

あなたはなぜ、会社をやめたいと思っているのでしょうか?

会社をやめたい理由を聞かれたら、あなたはスラスラ答えられますか?

会社をやめたい理由を頭で思い浮かべているだけだとしたら、

まだあなたの仕事をやめたい理由は整理されている状態ではありません。

あなたが最初にやることは、仕事をやめたい理由をもっと明確にすることです。

紙とペンを用意して、仕事をやめたい理由を書き出してみましょう。

1)仕事をやめたい理由をとにかく書き出す

誰に見せるものでもないので、

ここは遠慮せずに、

言葉遣いも気にしなくていいので、

殴り書きでも十分なので、

とにかくあなたが仕事をやめたい思いをぶつけて

思いつくまま書き出してみましょう。

 

2)仕事をやめたい理由を書き出したものをじっくり眺める

仕事をやめたい理由を思いつくまま書き出したら、

今度は並べられた仕事をやめたい理由をじっくり眺めてみましょう。

なるべく客観的、冷静な目で見てみましょう。

  • 仕事をやめたい理由で書き出したものは事実なのか?
  • 仕事をやめたい理由は自分の思い込みではないのか?
  • 仕事をやめたい理由の中で対策できるものがないのか?
  • 仕事をやめたい理由の中で改善できるものはないのか?

仕事をやめたい理由を視覚化し、それをじっくり検証したら、

あなたが仕事をやめたい理由がかなり明確になってきます。

 

ここであなたにお聞きします。

「紙に書き出した仕事をじっくり眺めてみて、

それでもあなたは会社をやめたいと思いますか?」

もしあなたの答えが「はい」であれば、

このまま読み進めてください。

 

2.仕事をやめたいのに言えない気持ちを探る

あなたは本気で仕事をやめたいと思っているのはわかりました。

対策や改善も難しい状況だということもわかりました。

けれども、仕事をやめたいとは言えないわけですよね。

あなたが仕事をやめたいと言えない理由は、

次にお伝えする仕事をやめたいと言えない理由のいずれか、複数、全部

なのかもしれませんね。

 

1)仕事をやめたいと言えない理由:上司に何を言われるのだろうと不安だから

仕事をやめるとなると、

最初に「仕事をやめたい」と伝える相手は直属の上司になります。

今まで上司と仕事していて、これまでの上司との関係で

言いたいことが言えなかったり

意見を言ったら怒られたり

相談をしたことがなかったり

など、あまり良好でなかったのであれば、

「仕事をやめたい」と言いづらいです。

 

もし、上司に「仕事をやめたい」と言って

説得されるのではないか

引き留められるのではないか

怒られるのではないか

など、すんなり事が進まないのではないかと思い、

不安でなかなか言い出せないのです。

 

仕事をやめたいと思っている側としては、

仕事をやめたい旨を伝えたら変に時間をかけることなく

スムーズに退職に向けて事務的に手続きを進めたいのです。

あなたは「会社をやめたいと言ったら上司はどんな反応をし、

どんなことを言ってくるのだろうか?」と

不安だから、会社をやめたいと言えないのかもしれませんね。

 

2)仕事をやめたいと言えない理由:今自分が仕事をやめたらどうなってしまうのか心配だから

いざ自分が仕事をやめると、

人手不足になる

引継ぎはどうすればいいのか

周りに迷惑をかけてしまう

などが頭に浮かび、仕事をやめたいと

言い出せなくなってしまうのではないでしょうか。

 

実際私も、スタッフが5人の会社で

仕事をやめると言おうとした矢先に

1人退職することが発覚し、

「今私が仕事をやめたら、スタッフが3人になってしまい、

1人にかかる仕事の負担が重くなってしまう」と考え、

仕事をやめると言えなくなった経験があります。

 

あなたも自分が仕事をやめた後のことを考えて、

残った人に対して負担をかけてしまって申し訳ないとか、

引継ぎはどうしたらいいのだろうかと

お困りなのかもしれませんね。

自分は仕事をやめたいという気持ちがあるにもかかわらず、

仕事のことや、一緒に働いている人たちのことまで

気にかけてしまうから、仕事をやめたいと言えないのでしょう。

 

3)仕事をやめたいと言えない理由:仕事をやめたあとのことを考えると不安だから

仕事をやめたい気持ちはあるけれど、

「いざ仕事をやめたら、そのあと自分はどうなってしまうのだろう?」

と考えるから仕事をやめたいと言えないのです。

仕事をしているのが当たり前だったから、

今の仕事をやめたあとどうなってしまうのか

想像がつかないから不安に感じますよね。

 

仕事をやめたあと自分はどうすべきなのか、

転職?

起業?

自分探し?

と選択肢がいろいろ出てきます。

いずれを選ぶにしても、今までの仕事をしていた自分と

生活が大きく変わります。

仕事をやめたいと思ったということは、

今の生活が上手く行っていないと感じているということですから、

なおさら次の選択を慎重に考えてしまいますよね。

仕事をやめて、他のことを始めたらうまくいくかもしれないけれども、

うまくいかないかもしれない、

もしうまくいかなかったら、今の仕事をやめないほうがいいのではないかと

思い悩みます。

だから仕事をやめたいと言えないのかもしれませんね。

 

 

いかがでしたか?

仕事をやめたいけれども言えない3つを挙げましたが、

あなたに当てはまりましたか?

 

この仕事をやめたいけれども言えない3つの理由は

一般的に多い理由ですので、

みなさんが悩まれていることなのです。

 

次は、この仕事をやめたいけれども言えない理由の中で

あなたに当てはまるものを知ったうえで、

どのように捉えたらいいのかをお伝えします。

楽しみにして、次に読み進めてください。

 

 

3.自分の仕事をやめたいと言えない3つの理由を知ったうえで、見方を変えてみる

一般的に多い仕事をやめたいと言えない3つの理由をお伝えしました。

  • 上司に何を言われるのだろうと不安だから
  • 自分が仕事をやめたらどうなってしまうのか心配だから
  • 仕事をやめたあとのことを考えると不安だから

いかがでしょうか。

あなたの仕事をやめたいと言えない理由として、

ピン!とくるものはありましたか?

今回は、この3つの仕事をやめたいと言えない理由の

見方を変えてみたいと思います。

1)上司に何を言われるのだろうと不安だから

直属の上司と今まで一緒に仕事をしてきて

上司がどういうタイプの人なのか、

あなたはなんとなく理解していると思います。

もし、あなたが仕事をやめたいと上司に言ったとして、

上司はどんな反応をするかを想像してみてください。

困る?

ポーカーフェイス?

怒る?

焦る?

なだめる?

不機嫌になる?

そして、上司はどんな言葉を言うか想像してみてください。

引き留めるかもしれないですし、

謝るかもしれないですし、

他人や会社のせいにするかもしれませんし、

すんなり承諾してくれるかもしれません。

 

上司の反応や態度、言いそうな言葉を思いつく限り想像してみてください。

ある程度想像ができたら、少し気持ちが楽になりませんか?

「上司に何を言われるのだろう?」と思うと不安になりますが、

「この上司ならこのような反応をして、

このようなことを言うだろうな」とある程度想像できたら

不安は軽くなります。

以前に仕事をやめたいといった人に対して

上司はその人に何を言ったかを知っているのであれば、

あなたに対しても同じことを言う可能性は高いので、

想像しやすいですよね。

漠然とした不安を抱えるよりも、

この上司だったら会社をやめたいと言われたらこうするだろうなという想像を

できる限り想定しておくと、上司に会社をやめたいと言いやすくなります。

2)自分が仕事をやめたらどうなってしまうのか心配だから

以前に誰かが仕事をやめたあと、どうなりましたか?

1人減ったわけですから、周りの人の仕事の負担は大きくなったと思います。

仕事をやめる人の後任の人が入ったとしても、その人が仕事に慣れてくるまで

やはり周りの人は大変だったと思います。

逆に考えてみると、誰かがやめたあとは確かに大変かもしれませんが、

人は仕事や環境に慣れる性質を持っているので、

いつまでも誰かが仕事をやめたために、

仕事の負担がかかるということはありません。

あなたが仕事をやめることで、周りの人は大変になるかもしれませんが、

それがいつまでも続くということはないのです。

また、今の仕事の引継ぎ状況はどうなっているのかを

知っておくといいと思います。

あなたがこの仕事を始めたときに、どのようにして仕事を覚えたのかが

参考になるかと思います。

今まで人の入れ替わりがあったときに、

引継ぎにどのくらいの期間があるのか?

どのような形で引継ぎしているのか?

マニュアルはあるのか?

把握しておいたほうがいいです。

もし、引継ぎを全くしない仕事であるならば、

後任の人のためにマニュアルを作成しておいた方が

あなたも後くされなくやめられますし、

周りの人も助かると思います。

3)仕事をやめたあとのことを考えると不安だから

仕事をやめたいと真剣に思ったのであれば、

仕事をやめた後に自分はどうしたいのかを考えてみましょう。

あなたがなぜ仕事をやめたいと思っているのかが、

今後どうしたいのかを考える大きなヒントになります。

何に困っていて、仕事をやめたいと思ったのでしょうか?

仕事内容、人間関係について悩んでいるのならば、

仕事をやめなくても異動願いを出すという方法もあります。

仕事の業界、会社の理念が合わないというのであれば、

別の業界で同業種、もしくは別の業界で異業種

に転職するというのが考えられます。

そもそも組織で働くこととか、

上司の指示に従わないと動けないこととか、

会社員という働き方に抵抗があるのならば、

起業することを考えるといいと思います。

他にこういうことをやりたい、

こんな仕事をしてみたい、

好きなことをする時間を増やしたいということであれば、

副業や複業、パラレルキャリアという道もあります。

 

この中であなたはどれに当てはまりましたか?

仕事をやめたいと思ったあとに移す行動は

何通りもあるのです。

最初から1つに絞らずに「これは絶対に違う」というものを捨てる

消去法という形を取ってみてください。

残ったものの中から可能であれば同時進行に調べてみて、

より自分に合った方向を最終的には選択してみてください。

そうすれば、仕事をやめたあと自分はどうしたいのかが

はっきりします。

 

 

今回は、自分の仕事をやめたいと言えない3つの理由を知ったうえで、

見方を変えてみました。

見方を変えてみてどうでしたか?

同じ理由でも、見方を変えると思考や感情も変わります。

少しはあなたの気が楽になりましたか?

 

次は、いよいよ仕事をやめたいけれども言えないあなたのために、

今すぐできる対策をお伝えしたいと思います。

 

 

4.あなたがすんなり「仕事をやめたい」と言えるようになる3つのポイント

 

「仕事をやめたい」と言えるようになる3つのポイントをお伝えする前に、

もう一度お尋ねします。

この時点で、あなたは「仕事をやめたい」と思っていますか?

仕事をやめたいことへの解決策を考える

異動願いをする

上司に悩みを相談する

ストレス発散法をいろいろやってみる

パラレルキャリアを始める

※パラレルキャリアとは、今の本職を続けたまま、

副業をしたり、複業をしたり、ボランティアをしたり、

自己投資をするなど、収入があるなし関係なく、

社会活動に参加することです。

 

ここまで考えてもなお、

「やっぱり仕事をやめたい」と決断されたのであれば、

あなたがすんなり「仕事をやめたい」と言えるようになる3つのポイント

をお伝えします。

1)仕事をやめたいと言える環境づくりをしておく

今まで仕事をやめた人は、どういう形で、どのくらい前に、

何て言って仕事をやめたのかをリサーチしましょう。

仕事をやめたいと言う相手は直属の上司なので、

その上司に仕事をやめたいと言った人の情報を

できるだけリサーチしましょう。

リサーチした上で、どのような流れて

仕事をやめたいと言ったのかがつかめてきたと思います。

今まで仕事をやめたいと言ってうまくいかなかった人がいたら、

そのやり方を避けて、思い通りに仕事をやめられた人と同じやり方で、

あなたも仕事をやめたいと言えたら、すんなり「仕事をやめたい」と

言えるようになります。

リサーチできたら、引継ぎのためのマニュアル作りをする、

周りに仕事の悩みを話したり、相談するなど、

仕事をやめたい気持ちがあることを、周りに匂わせておくといいでしょう。

突然「仕事をやめたい」と言って、周りをびっくりさせないことが大事です。

2)直接言えないのであれば、文章で伝える

直属の上司宛に、メールやチャットなど文章で伝えると、

仕事をやめたいと言えないというハードルがグンと下がります。

何を隠そう私は、最近メールで上司に仕事をやめたい旨を伝えています。

直接上司に「実は・・・」と話しかけることに比べたら、

随分楽に仕事をやめたいと伝えやすくなりました。

私の場合、退職日が決まっている場合は

メールに退職届を添付しました。

こちらの退職日は決まっているけれども、

上司と要相談と思った場合は退職願として、

「〇月〇日付で退職したいと思っています」

とメールしました。

あとは上司から返信がきたり、声をかけてもらえるので

こちらとしては楽です。

3)退職代行サービス会社に依頼する

どうしても上司と顔を合わせたくない、会社に行きたくないのであれば、

退職代行サービス会社にお金を支払い、

自分の代わりに退職する旨を伝えてもらうといいでしょう。

料金はだいたい2~4万円くらいです。

 

私の知り合いが退職代行サービスを使いました。

突然退職届が届いたわけですから、会社側はとても慌てたようです。

その知り合いは障害者雇用で採用されたので、

会社は就労移行支援事業所に相談して、

就労移行支援事業所が本人を説得し、

結局退職せずに会社に留まりました。

この事例は、退職代行サービスを利用したのに退職しなかったわけですが、

会社側がいろいろ考慮して、本人が働きやすいように

部署異動などいろいろ手を尽くしたようです。

退職代行サービスを利用したことで、本人の仕事がやりやすいように

会社側がいろいろ配慮してもらえたきっかけになったのです。

 

4.まとめ

「仕事をやめたい!でも言えない!」そのようなお悩みを抱えているあなたに、すんなり「仕事をやめたい」と言えるなる3つのポイントを
段階を踏んでお伝えします。

最初に、「自分はなぜ仕事をやめたい!」のか、理由を明確にしましょう。

1.仕事をやめたい理由を整理する

もしあなたが、会社をやめたい理由を頭で思い浮かべているだけだとしたら、

あなたが最初にやることは、仕事をやめたい理由を明確にすることです。

1)仕事をやめたい理由をとにかく書き出す

紙とペンを用意して、思いつくまま仕事をやめたい理由を

書き出してみましょう。

2)仕事をやめたい理由を書き出したものをじっくり眺める

次は先程書き出した、仕事をやめたい理由をじっくり眺めてみましょう。

  • 仕事をやめたい理由で書き出したものは事実なのか?
  • 仕事をやめたい理由は自分の思い込みではないのか?
  • 仕事をやめたい理由の中で対策できるものがないのか?
  • 仕事をやめたい理由の中で改善できるものはないのか?

なるべく客観的、冷静な目で見てみましょう。

仕事をやめたい理由を視覚化し、それをじっくり検証したら、

あなたが仕事をやめたい理由がかなり明確になってきます。

 

2.仕事をやめたいのに言えない気持ちを探る

次に「なぜ仕事をやめたいのに言えないのか?」

その理由をお伝えします。

1)仕事をやめたいと言えない理由:上司に何を言われるのだろうと不安だから

2)仕事をやめたいと言えない理由:今自分が仕事をやめたらどうなってしまうのか心配だから

3)仕事をやめたいと言えない理由:仕事をやめたあとのことを考えると不安だから

 

あなたが仕事をやめたいと言えない理由は、

この3つの仕事をやめたいと言えない理由のいずれか、複数、全部

なのかもしれませんね。

3.自分の仕事をやめたいと言えない3つの理由を知ったうえで、見方を変えてみる

先程一般的に多い、仕事をやめたいと言えない3つの理由をお伝えしました。

  • 上司に何を言われるのだろうと不安だから
  • 自分が仕事をやめたらどうなってしまうのか心配だから
  • 仕事をやめたあとのことを考えると不安だから

今回は、この3つの仕事をやめたいと言えない理由の

見方を変えていきます。

1)上司に何を言われるのだろうと不安だから

上司に仕事をやめたいといったら、何を言われるのだろう不安なのであれば、

思いつく限り、シミュレーションしてみましょう。

まずは、もしあなたが仕事をやめたいと上司に言ったとして、

上司はどんな反応をするかを想像してみてください。

次に、上司はどんな言葉を言うか想像してみてください。

上司の反応や態度、言いそうな言葉を思いつく限り想像してみてください。

「上司に何を言われるのだろう?」と思うだけだと不安になりますが、

「この上司ならこのような反応をして、

このようなことを言うだろうな」とある程度想像できたら

不安は軽くなってきます。

2)自分が仕事をやめたらどうなってしまうのか心配だから

誰かが仕事をやめたあとは確かに大変かもしれませんが、

人は仕事や環境に慣れる性質を持っているので、

いつまでも誰かが仕事をやめたために、

仕事の負担がかかるということはありません。

それを頭に入れておいてください。

また、今の仕事の引継ぎ状況はどうなっているのかを

知っておくといいと思います。

もし、引継ぎを全くしない仕事であるのならば、

後任の人のためにマニュアルを作成しておいた方が

周りの人も助かりますし、あなたも後くされなくやめられます。

3)仕事をやめたあとのことを考えると不安だから

仕事をやめたいと真剣に思ったのであれば、

仕事をやめた後にあなたはどうしたいのかを考えてみましょう。

あなたが何に困っていて、仕事をやめたいと思っているのかを理解すると、

  • 異動願いを出す
  • 転職する
  • 起業する
  • 副業や複業、パラレルキャリアを目指す

など、あなたの進みたい道がはっきり見えてきます。

 

4.あなたがすんなり「仕事をやめたい」と言えるようになる3つのポイント

1)仕事をやめたいと言える環境づくりをしておく

今まで仕事をやめた人は、どういう形で、どのくらい前に、

何て言って仕事をやめたのかをリサーチしましょう。

思い通りに仕事をやめられた人と同じやり方を実行すると、

すんなり「仕事をやめたい」と言いやすくなります。

2)直接言えないのであれば、文章で伝える

直属の上司宛に、メールやチャットなど文章で伝えると、

仕事をやめたいと言えないというハードルがグンと下がります。

あとは上司から返信がきたり、声をかけてもらえるので

こちらとしては楽です。

3)退職代行サービス会社に依頼する

どうしても上司と顔を合わせたくない、会社に行きたくないのであれば、

退職代行サービス会社にお金を支払い、

自分の代わりに退職する旨を伝えてもらうといいでしょう。

料金はだいたい2~4万円くらいです。

 

5.終わりに

あなたがすんなり「仕事をやめたい」と言えるようになる

3つのポイントの中で、

「これなら自分でもできそう」

と思ったものがあったと思います。

 

「自分が直接上司に仕事をやめたいと言わないといけない」

と思わなくていいのです。

ずっと仕事を続けていくつもりで、

今の仕事を始められたのですよね?

けれども、諸事情があって今の仕事をやめたいと

思っているのですよね?

しかも、仕事をやめたいのに言えないとお悩みなのですよね?

 

今、あなたは仕事をやめたいと思うほどに

仕事に苦しめられているではないですか。

仕事をやめたいと言えない環境で

仕事をしているではないですか。

 

いいですよ。

直接仕事をやめたいと言わなくても

文章で仕事をやめたいと伝えたって

誰かに代わりに仕事をやめたいと言ってもらったって

これからのあなたの人生の方が大事じゃないですか。

 

仕事をやめたいのに言えないという気持ちを抱えたまま、

今の仕事を続けなくていいですよ。

あなたの人生の方がよっぽど大事です。

 

もっとあなたに相応しい仕事を見つけ、

あなたが楽しく、ワクワクした人生を歩めるよう

応援しています。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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社会人のあなたが行うストレス発散法は、2か3、もしくは2と3の両方を行っていただくことを推奨します。

 

 

 

 

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