ごきげんよう。
こんにちは。
心理カウンセラーの萩原あみです。
調子はどうですか?
前々職のことを思い出す
前々職のことを思い出す機会がありました。
前々職はベンチャー企業でした。
そこの社長はよく言っていました。
「ここで働けたらどこでも働ける」と。
何年働けたらどこでも働けるのかは
忘れてしまいましたが、
私はそこで1年働きました。
その会社で働いていた時のイメージは、
「無茶振り」です。
それを社長は「柔軟性が大事」という言葉に置き換え、
よく無茶振りされました。
とにかく予定や話が、
コロコロ変わりました。
前々職はそのような環境で仕事をしていました。
今回、職場でAさんが前回と同じ内容のプログラムを
する予定でした。
しかし、今回の参加者は
そのプログラムを既に受講した人たちのみでした。
Aさんが上司にどうすればいいのかきっと相談したのでしょう。
上司が私のところにやってきました。
「今から20分後に何かプログラム出来る?」
私は即答しました。
「出来ちゃいますね」
ここで私は前々職を思い出したのです。
ただ一つ、問題がありました。
今週からずっと、私は体調不良でした。
今週私はプログラムの予定が入っていなかったのですが、
具合が悪かったので密かに助かっていたのです。
基本的に私は、体調不良の時は人に隠します。
けれども今回は、上司に正直に伝えました。
「プログラムは出来ますが、
昨日から体調不良なので
できれば避けたいです」
上司は次に、Bさんに
「今からプログラムできる?」
と聞きました。
Bさんは
「ちょっと今からだと難しいですね」
と答えていました。
AさんやBさんを見て、
「あ、通常はできないんだ」
と思いました。
私は前々職で突発的な変更を
当たり前のように強いられてきたので
いつの間にか柔軟性や
変更に備えて準備をしておく力などが
自然と身についていたのでしょう。
できる人は私しかいないことが分かったので、
「私がプログラムをやります」
と、上司に伝えました。
「辛かったら短時間で切り上げてもいいから」
と、上司は言ってくれました。
やるとなったらテンションを上げて
最後までやり遂げようと思ってしまうので、
結局途中で切り上げることはなく、
最後までプログラムをやり切りました。
参加者のみなさんに
どこまで満足していただけたのかは
分かりませんが、
この時間に何もしないよりは
マシと思うようにしました。
前々職で身に付けたスキルが今回活かされました。
私はたくさん、たくさん転職を繰り返してきましたが、
無駄なことは何一つないと思うことが出来ました。
ごきげんよう。
ではまた。
萩原あみ